2020.11.22 | 強迫性障害全般
【やってはいけない】強迫症が悪化しやすい休日の過ごし方3つのパターン
こんにちは。鈴木(komayamaco)です。
休日の過ごし方は強迫症の人にとって大事です。
過ごし方によって症状が良くなったり悪くなったりしやすいから。
強迫症になると悪化してしまいやすい休日の過ごした方をしてしまうもの。
それに気づかないとなかなか強迫も改善しません。
もちろん、強迫行為をしないとか不安に慣らすとかそういうのをやらないとダメですが、休みの過ごし方を気を付けただけで大分変わる人もいます。
そこで今回は強迫が悪化しやすい休日の過ごし方を3つ説明します。
あてはまる方は注意しましょう。
①暇でぼーっとする時間が多い
よく「暇は強迫のエサ」と言われるくらい、暇でぼーっとする時間があると強迫が悪化しやすいです。
それはなぜか?
強迫になると症状がつらくて外出が嫌になるとか活動が減りがちに。
活動が減ると暇な時間が増えて、暇な時間が増えると楽しいことを考えることは少なくて強迫観念とか不安なことばかり考えます。
するとさらに活動が減って、強迫が悪化していく悪循環に入りやすいです。
ですから、多少忙しく過ごすようにしましょう
もちろん忙しすぎて疲れはててはまずいですが、適度に活動をした方が強迫観念を考える時間が減りやすいです。
どんな活動をしてよいかわからない!って方はこちらの記事を参考に。
暇は強迫のエサになる だけど何をやればよいかわからないって人に6つのポイントを教えます
②寝逃げ
起きていると強迫観念ばかり浮かんでくるから寝てしまう「寝逃げ」。
夜中にいろいろ考えてしまうから寝てしまおうとか、寝て起きたらスッキリしているというのはそれほどまずくはありません。
しかし「寝ている時だけが強迫のこと考えなくてよい時間」みたいになっているなら別。
起きた瞬間から「起きてしまった。また強迫にとらわれる」と絶望感に襲われます。
それに寝て過ごすことで楽しいことが起きないので、気分も落ち絶望感に拍車をかけます。
ひどくなるとうつ病も併発しやすいので注意が必要です。
先ほど説明した暇にならないことと同様、なんらかしらの活動はした方がよいです。
寝てしまうしか対処法がないみたいな状態であれば限界のサイン。
まずは医療機関で相談し、今後きちんと薬と認知行動療法など効果のある治療に向き合うことをオススメします。
③ネットや本で心の病気・心理学・自己啓発ばかり調べている
休日についついやってしまうことで一番多いのは、強迫のことばかり調べたり心理学や自己啓発本ばかり読んでいるパターン。
ブログや動画、Twitterなどで病気のことばかり調べていませんか?
情報を得ようとすることは大事ですが、そればかりに時間をとらわれるのは逆効果。
強迫のことばかり調べているということはずっと強迫のことを考えていることにもなります。
自己啓発や心理学も同じでずーっと精神世界に引きこもり症状をなんとかしようとばかり考えます。
それも囚われている状態と言えます。
そんな本ばかり読んでいるくらいなら好きな本を読んだり、情報を得たりしている方が強迫から離れてよい方向にいきやすいです。
強迫とかそういうものの情報を得るならば、30分だけとか時間を決めてやるのがオススメ。
まとめ
休日に何かやろうと思っても「強迫観念があるからできない」「さらに悪化しそうだから」みたいになりがち。
しかし、そうなると悪化の一途をたどります。
悪化にしている過ごし方をしているなぁ、と思ったらきちんと治療するようにしましょう。
動画はこちら