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強迫観念の受け入れ方

こんにちは。カウンセラーの鈴木です。

 

強迫の治療をする時は不安なものに対して「大丈夫な理由」を探してはいけません。

 

例えばドアノブを触るのが苦手な不潔強迫の人であれば

「みんな触っていても病気になっているわけじゃないし大丈夫」

 

鍵をしめたか不安な確認強迫の人であれば

「どうせすぐに帰ってくるから大丈夫」

 

こんな風に考えながらやっていると良くなりません。

 

ちょっと安心できても「大丈夫ではない理由」なんていくらでも見つかるのです。

「まてよ。万が一ってことが・・・」って。

いつもは大丈夫かもしれないドアノブにたまたま恐ろしいウィルスがついているかもしれない。

ちょっと外出した空きにドロボーがはいるかもしれない。

考えようと思えばいくらでも出てきますよね。

 

では頭の中ではどうすればよいか。

 

基本は悪い方に考えるのです。

 

「私の身体は汚れていてばい菌だらけになっている」

「鍵はあいていてドロボーに入られて破産してしまう」

といった感じで。

 

何度も考えていきましょう。

あきるくらいに。

 

ものすご~く怖いですが、やっているとだんだん楽になってきます。

どんな最悪なことが頭によぎっても平気になるので。

 

強迫観念を受け入れる練習の一つです。

 

中途半端にやるとよけい怖くなりますので、やる時は覚悟を決めてからやりましょうね。

薬と認知行動療法、強迫にはどれくらい効果があるの?

こんにちは。鈴木です。

 

そもそも強迫性障害の薬物療法ってどれだけ効くの?認知行動療法って実際どれくらい効くの?という疑問がある人もいますよね。

 

信頼されやすい厚生労働省のホームページに書いてあるものをひろってみました。

よくお薬で出されるSSRIという抗うつ薬についてはこんな風に書いています。

 

SSRIなど第一選択の抗うつ薬に中等度以上の反応性を示す患者さんの割合は約50%と考えられています。

 

意外に効かないんじゃないか?って思いません?

飲んでもとりあえず中程度あたりまで症状が軽減するのは半分の人のみ。

それも治るというワケでじゃないんですよね。

半分の人は飲んでも効果が薄いワケです。

まぁ、半分の人は多少マシになるのかぁという見方もできますが。

 

 

で、薬をやめたらどうなるかというと・・・

 

薬物が奏効しても、自己中断などで服薬が途絶えた場合落ち着きのなさや悪心などSSRIの離脱症状に注意を要するとともに、再発率が70~90%と高率であることから十分な服薬アドヒアランスが維持されるよう配慮することも大切です。

 

薬をやめたら70~90%がまた症状がぶり返すし、長い間のみ続けなきゃいけないってこと。

これって・・・かなりの人がずっと薬を飲み続けて病院に行きつつづけないということになるのでは?

それって治しているというか、抑えているだけって感じ?ってなりますよね。

では、認知行動療法はどうかというと・・・

 

60-90%に何らかの改善をもたらし、そのうち75%では、その有効性が長期的に維持され、さらに薬物療法のみの場合に比べ、高い再発防止効果が期待できます。

 

とまぁ、薬と比べ改善率・再発率も薬と比べてすぐれています。

ですから、強迫性障害の人は認知行動療法をやらない手はないんです。

 

 

そんな認知行動療法もおいしいことばかりではなく・・・

認知行動療法は、より有効性が高く効果の持続性や再発予防に優れますが、導入やアドヒアランスには、患者さんの状態や動機づけの程度などが大きく関わり、その効果は治療者の経験や技量にも影響されやすいという問題があります。

 

難しい単語が並んでいますが、簡単に言うと

「とっても有効な方法なんだけど、患者さんがものすごくやる気がないとできないし、治療者のウデしだいでも大きく変わる」ということ。

 

薬をネガティブ目に書いていますが、効く人には効きます。

でも、飲んでも治らない人もいるのに、ずっと同じ治療ばかりしているのは望まないことでしょう。

 

この情報って普通にネットに載っていることですが、一般の人にはどれが正しい情報でそうでないかって知ることが難しいんですよね。

病院でもほとんど教えてくれません。

 

自分の受けている治療がどの程度の効果が期待できるのかをきちんと把握しておきましょう。

縁起強迫の治し方

こんにちは。カウンセラーの鈴木です。

 

ニュースをみると誰かが殺されたとか、死んだとか、不吉なことがよく流れます。

 

縁起強迫がある人の一部はそういうニュースが苦手です。

 

不吉なニュースを見たときにその時やっていた行動をやり直したり、「良い」ニュースをみることをしたり、手を洗いに行ったりして、嫌なことを打ち消そうとする強迫行為をやります。

 

そのままにしておくと「ニュースで起こったことが自分や周囲に起こってしまうかもしれない」と考えます。

 

だんだん不吉なことが頭に浮かんだだけで、強迫行為をしなければすまなくなっていくと厄介です。

 

いつでもどこでも考えは浮かぶ可能性があるので、一日中悩まされるかもしれません。

 

「そんなこと起こるわけがない」と言い聞かせても無駄です。

理屈で考えても、不吉なことが起きないなんて誰も証明できません。

「万が一あったら」「後悔したくない」となり、やっぱり強迫行為をしてしまいます。

むしろ、症状を悪化させます。

また頭の中で不吉なことを打ち消す行為をしている場合もあるので注意が必要です。

 

縁起強迫の人の治し方の基本は以下の通りです。

①不吉なことが思うことをあえてやってみる(不吉なニュースをみる等)

②不安になったら、自分の恐れていることが実際に起こっていると考える(大事な人が死んでしまっている等)

③何度も繰り返し練習する(あきるくらいまで)

 

初めは結構大変ですが、練習していくうちに不吉なことが浮かんでもやり過ごせるようになってきます。

完璧じゃないと不安で仕方がない

こんにちは。鈴木です。

 

不完全恐怖という強迫の種類があります。

 

例えば

・身体を洗っている時に、なんとなく完全な洗い方をできない、ということで何回も洗っている

・リモコンが左右対称じゃないと気になる

・完璧に実行しないと「不幸なことが起こる」と不安になる

・自分がさっき言ったことが正しいかどうかが気になり相手に「さっき私〇〇っていいましたよね」と確認する

・レジでお金を払った後「さっき私お金払いましたよね」と確認

 

ちょっと他の強迫の種類とかぶっているところがありますよね。

 

不完全恐怖は確認強迫、洗浄強迫、縁起強迫と結びつきやすいのです。

 

もしかしたら強迫だとわかりにくい症状もあるかもしれません。

 

強迫かな?って思ったら治療していきましょう

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