2015.11.15 | 強迫性障害全般
強迫症に挑戦するモチベーションにするために考えてみるとよいこと
こんにちは。鈴木(komayamaco)です。
今回は強迫症に挑戦するときにどうモチベーションを保つのか?
個人的な経験からヒントになりそうなことを紹介します。
実は私、一度心肺停止になったことあるんです。
与論島って知ってます?
鹿児島県なのですが沖縄に近いところです。
キレイな海が特徴的です。
写真はホテルのプライベートビーチ。
昔そこで溺れたんです。
あんな穏やかな海でなぜ溺れたのか?といわれます・・・。
10分以上心肺停止だったのですが、奇跡的にライフセーバーの方や病院の方のおかげで回復しました。
ここまで心肺停止になったにもかかわらず、ほぼ後遺症もなかったのは珍しかったみたいです。
与論島の方にはいろいろお世話になりました。
おぼれてから数日後、意識が戻った時思ったことあります。
「人間っていつ死んでもおかしくないんだなぁ」と。
本当にあっけないです。
よく言われていることなんですが、本当にそうなんだと実感。
それからは「今」を意識することが増えました。
人生は永遠ではなく、いつどうなるかわからない。
だから今やれるところは今やる。
会いたい人には会う。
やってみたいことはやってみる。
時間を大切にする。
そうしないとどんどん日常に流されていくんですよ。
時々「今日一生懸命今を生きたのだろうか?自分にとって大事なことを大切にできたんだろうか」と思うようにしています。
まぁ、毎日は無理ですが(笑)
ホントに人生には限りがあります
どうしてこんな個人的な前置きをしたかですが、強迫に挑戦しようというモチベーションを強くするには「人生には限りがある」と意識してみるのが一つの手かなぁと思ったから
強迫に挑戦しようと思っても
・やる気が出てくるまで待とう
・ストレスが少なくなったら挑戦しよう
・強迫への挑戦以外の方法を考えよう
・勇気が出たらやろう
・今はなんとかなっているからあとで考えよう
と先延ばししてなかなか挑戦する気になれないことありませんか?
それは「まだ自分には人生の時間がある」
という前提があるのかもしれません。
「今挑戦しなきゃ明日死にますよ」
って言われたらやりますよね。
ちょっと説教じみでしまいますが、人生は永遠ではなく限りがあります。
私みたいに明日おぼれてしまうかもしれません(生きてますけど)。
そのように考えたら
「早めに強迫に挑戦しようかな」
と思うきっかけになるかもしれませんよね。
「いや、こんな強迫で苦しいなら早く人生を終わらせたいんだ」と考える人もいるかもしれません。
しかし、それは「苦しくないなら生きたい」という表れでもあります。
「このままの人生じゃ嫌だ」
と考えたならば、大変かもしれませんが早めに強迫改善のために、認知行動療法くらいしかよい治療法はないので動き出すことをオススメはしています。
「強迫症になったこともないのに簡単に挑戦しろなんていうな!」
と考える人もいるでしょう。
私がブログやTwitterで「挑戦しよう」と書くと一定数不快に思う人もいます。
挑戦していない自分がダメみたいに感じるのかもしれません。
もちろん強迫に挑戦するかどうかは自由です。
焦って挑戦してもうまくいかないし、自分が今は無理だと思うならばそれは一つの選択だし「このままでいいや」と思っているならばそれでよいかと思います。
一方で、挑戦しなければ強迫に費やす時間が増え、自分の時間が失われていく事実は変わりません。
時間が失われても、まだまだ時間があることが前提となっているのかもしれません。
しかし思っている以上に時間は少ないものです。
学校、仕事、友人や恋人や家族との時間、やりたいことなどたくさんあるはずですよね。
それが強迫によってどんどん失われるのです。
だから限りある人生をどう生きるかを考え、動き出すことをオススメします。
「そんなわかっているけど、できないから困っている」
とするのか
「このままは嫌だから一歩動き出そう」
とするのかは自分次第。
未来は現在の積み重ね。
限りある人生です。
自分にとってよい人生だったと思えるようにするためには今何をするべきか?を考えて実行してみましょう。