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強迫症かな?病院行ったった方よい?っと思ったらやるべきことを教えます

こんにちは。鈴木(komayamaco)です。

手洗いや確認が多くなって、強迫症かなと思ったらどうしたらよいのか困ったことがありませんか?

・これは強迫症なの?

・病院行ったほうがよいの?

・どこに相談しにいけばよいの?

・どんな治療法があるの?

・薬以外の治療法は?

・カウンセリングはどうなの?

疑問に思ってネットで調べても情報が多くてどうすればよいか?って思いませんか?

一般の人にはわかりにくいことがたくさんあります。

そこで今回は強迫症かな?って思ったらどうすればよいかについて説明します。

この記事が役に立ちそうな人はこんな人です

・強迫症かもしれないけれど、とりあえずどうしたらよいかわからない人

・まずどこに相談しにいってよいかわからない人

・病院では何をしてくれるのか知りたいって人

・どんな治療法の選択しがあるのか知りたい人

・強迫症の認知行動療法の専門家の探し方を知りたい人

強迫症かな?っと思ったらウェブではなく実際に相談に行こう

よくインターネットで「この症状は強迫性障害ですか?」という質問をみます。

病気かどうかを判断したいのでしょう。

しかし、症状だけを書いて強迫かどうか判断はできないです。

いろいろと詳しく聞いて強迫だなと判断するものなので。

ネットだけの情報で「それは強迫です」とアドバイスしている人は、完全に素人なので信用してはいけません。

私もネット等で「この症状は強迫症ですか?」と聞かれても「その可能性はあるかもしれませんが詳しく聞かないとわからないのでまずご相談ください」としか言えないです。

ですから強迫かな?と思ったらまずは病院に行ってしまった方がよいです。

そもそも診断は医師以外はしてはならないことになっているので、強迫症かどうかを聞きたければ病院にいくことの一択となります。

やっぱりいきなり病院は抵抗がある!って人は、保健所など公的機関に相談するなどの手もあります。

診断や治療はしませんが、病院にいくかどうかの相談にはのってくれます。

また私のようなカウンセラーに「強迫症の可能性があるのか?」「病院にいったほうがよいのか?」については相談可能です。

カウンセリングで相談してから病院に行く、というステップもあり。

ただこの場合、カウンセラーなら誰でもよいわけではないので注意が必要です。

最低限「臨床心理士」「公認心理師」のどちらかの資格もっている人にしましょう。

ただし病院にいくかどうか相談できるのと、強迫症の適切な対応知識があるは別と考えてください。

病院はどこの科に行ったらよいのか?

病院は精神科・心療内科を受診しましょう。

精神科、心療内科などどこの科にいけばよいのか?についてはどちらでも大丈夫です。

本来、強迫症の治療は精神科領域で、心療内科と掲げているところに行ってもほとんどが精神科医なので。

これは精神科というと一般の人にとって「精神病とか重い病気の人がいるところ」みたいなあまりよくないイメージがあり、心療内科だと何となく軽い人がいくところという印象があることが一因。

このため精神科でも心療内科でもどちらでもだいたい診てもらえます。

ただし、子供の場合は見てもらえないことがあるので注意が必要です。

よく小児科に行ってくださいと言われることがあります。

16歳未満のお子さんの場合は一度病院に問い合わせてからにしましょう。

どんな病院に行ったらよいのか?については相性もあるし、行ってみなけりゃわからないって結論ですがこちらの記事を参考にしてください。

強迫性障害初心者のための病院ガイド

強迫症と言われたらどんな治療の選択肢があるのか?

病院にいって医師の診察を受けて強迫症と言われたらどうしたらよいのか?

今のところに強迫症に対して科学的根拠のある治療と認められているは以下の2つ。

・薬物療法

・認知行動療法

それ以外は基本、科学的根拠はないです。

よく薬が嫌だからといって漢方飲んでいたり、サプリメント飲んでいる人いますけど効果は認められていません。

いくらセロトニン増やすといわれている食べ物の摂取など栄養に気を付けてもカフェインを控えても強迫症が改善することはないです。

それと単に生活リズムを整えましょう、無理せず休みましょう的なことも役に立たないです。

カウンセリングの場合も過去の親子関係を深掘りするようなものや、ただただ話を聞くようなカウンセリングも治療効果が認められていません。

ストレスになっていることなど嫌なことを吐き出したらスッキリして治るなんて期待を持たない方がよいです。

強迫症は自然に治ることが少ないし、一時的に軽快してもぶり返しやすいので早めにきちんとした治療を開始することをおススメします。

それぞれの治療法がどれくらいの効果があるのか?メリット・デメリットは?についてはこちらの記事を参考にしてください。

薬と認知行動療法、強迫にはどれくらい効果があるの?

動画でも説明しています。

お薬での治療に疑問を持ったらどうすればよいの?

病院で提案されるのは多分9割以上は薬物療法のみです。

薬物療法は効果が出るまでに最低2~4週間かかるので、飲んでもすぐに軽くならいからと思わず、長い目で治療しましょう。

あと薬の疑問点についてよくあるのが以下のことですが

・副作用はあるのか?

・副作用が出たときはどうすればよいか?

・どれくらいの期間で効いてくるのか?

・その他薬を飲むことへの不安なこと

このあたりについての疑問をインターネットの掲示板で質問せず、まず主治医と相談するようにしましょう。

本来薬の疑問って医師や薬剤師が最初にきちんと説明してくれるのがフツーじゃないの?と思うかもしれません。

それはごもっとも。

しかし、実際のところ丁寧に説明されることは少ないので患者さんから聞かざるをえないことが多いです。

「聞いて嫌な顔されたらどうしよう」と不安な人もいると思いますが、このあたりの質問をされて煙たがるようなお医者さんはオススメしません。

よく「病院に行ったのに薬を出すだけで、何もしてくれない」ってお話される人いますが、基本お医者さんは薬物療法のみの人がほとんど。

精神科医ならばカウンセリングやそれぞれの病気の心理療法の訓練を受けてきていると思っている人が多いですが、それは誤解です。

そのあたりのプロフェッショナルな精神科医もいますが、普通はそんな人にあたらないと思った方がよいです。

話を長く聞いてくれないから他の病院に行く!みたいなことしても、ほかの病院も初診以外はそんなに長時間毎回話を聞いてもらえないのが現実。

ゆっくり話をきいてもらいたい、認知行動療法など薬物療法以外の対応を知りたいということであればカウンセラーのカウンセリングの選択しましょう。

強迫症の認知行動療法について

カウンセリングを受けたいと思った場合、上述したように強迫症に効果が出ているのは認知行動療法くらいです。

強迫症の認知行動療法はざっくりいうと不安なことに直面して改善していくような方法です。

強迫症の認知行動療法についての概要はこちら。

認知行動療法について

症状別の対応などついてはブログを私のブログなど参考にしてください。

書籍などで認知行動療法を見てしまうとうつ病などに使われるようなやり方が多く、強迫症のやり方とは違うことが多いので注意が必要です。

よく「認知の歪みを治して強迫を治す」みたいな誤解があって考え方を治そうとしてばかりの人がいるので注意してください。

書籍で探すなら強迫症の認知行動療法の本を見てください。

認知行動療法って不安なことをあえてやっていくのであまり最初からやりたいと思わないかもしれません。

だから「認知行動療法以外にないですか?ネットで調べる○○療法とか色々書いてありますよ」と質問を受けますが、そのような方法は科学的根拠はないです。

「これで治りました!」という口コミを参考にしてしまうと、時間とお金の無駄になります。

他によい方法があれば私が真っ先に紹介します。

「認知行動療法なんて怖いことしなくても治りますよー」って言った方が絶対患者さんウケが良いに決まってますし。

それでも他の方法はないか?と考えてしまうのは仕方ないことですが、改善するのが遅れるだけ。

「ほかに良い方法はないのだ」とあきらめて認知行動療法をやることをオススメします。

どうしても他の方法を探したい!というのなら「〇年〇月〇日まで」と期限を決めた方がよいですよ。

ちなみに「認知行動療法は悪くなるからオススメしない」的なことを医療機関などでも言われることもあるようですが、その理由についてはこちら。

強迫性障害に認知行動療法をやっても悪くならないのか?って疑問に答えます

認知行動療法の専門家を探す手段

認知行動療法を受けたいと思っても日本にいる認知行動療法を専門にしているカウンセラーは多くありません。

認知行動療法やっているといいながら

「何も不安なことが起こらないから大丈夫と思って安心させなさい」

「不安なこと考えたら、考えないように流したらいいんですよ」

みたいなこと言われたら多分そのカウンセラーは認知行動療法の専門の人ではありません。

では、どのように専門家を見つけたらよいか?

一つの方法としては主治医に紹介してもらうこと。

知っている人がいれば紹介してもらえることがあります。

ただ地方都市の人は主治医に紹介してもらおうとしても近くに紹介できる人が実際にいないことがたくさんあります。

そんな時はインターネットで調べるのも手。

実は医療機関などでも医師などが普通にネットで調べて紹介ってパターンってこともよくあります。

なかなかホームページなどで判断するのは難しいです。

あえて言うなら「○○療法、○○療法もやってるし、認知行動療法もやってます」っていうところではなく「認知行動療法の専門です」というところを探すとよいかと思います。

地方に住んでいて近くに専門家がいなくてもスカイプやzoomなどネットを使ったり、電話等で認知行動療法は受けられるところもありますので認知行動療法が受けられないってことはありません。

私のところでも海外から相談もあります。

世界中どこにいても認知行動療法は受けられるのです。

私は日本語しか対応できないので外国人は無理ですけど。

強迫症専門ではなく認知行動療法・臨床心理士か公認心理師で探す

私が言うのもなんですが「強迫症の専門」で探さない方がよいです。

かなり範囲がせばまって出てこないから。

認知行動療法で強迫症を改善させている人って、強迫症しか診ていないって人はまずいません。

私でも実際は、うつ、パニック症、社交不安、不眠症、統合失調症とかいろんな人のカウンセリングをしています。

強迫症しか診られないようなカウンセラーだと、他の病気の可能性とかあったときに適切な対応ができない可能性があります。

そういう意味では元強迫症の患者さんが自分の経験を元にカウンセリングしています、というところはオススメしません。

またカウンセラーは誰でも名乗れます。

よくわからない団体が作ったカウンセラー資格もたくさんあるので注意が必要です。

このため心理系の信用できる資格として「臨床心理士」「公認心理師」がありますが、この2つのいずれかをもっているかをホームページなどで確認してください。

これらのことからネットで探す時は以下の2点を頭に入れておきましょう。

・強迫症ではなく認知行動療法の専門と書いてあるところで探す

・最低限の資格として「臨床心理士」「公認心理師」のいずれかを持っている人を選択肢

動画でも説明しています。

まとめ

強迫症になったら何をどうすればよいか?について説明しました。

基本は精神科・心療内科の病院→薬か認知行動療法のどちらかまたは併用、認知行動療法は病院かカウンセリングルームという流れでよいかと思います。

どうしても最初に病院にいくのは心理的ハードルが高いから、治療とかそういうのではなくてとりあえず今後どうすればよいか相談したいって人は私のようなカウンセラーに一度相談してみるものカウンセラー活用法の一つです。

動画はこちら

強迫への対応についてはツイッターでもつぶやいています。

強迫症の人のLINEグループ(無料)もやっています。参加ご希望の方はこちら。

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