2014.10.02 | 確認・加害強迫
確認しても記憶に自信がないワケ
こんにちは。鈴木です。
私は毎日玄関のドアのカギをかけていますが、鍵をかけたかいつも記憶がありません。
鍵をかけてすぐに。
習慣になり自動的になっているため、記憶がないのでしょう。
ちょっと不安ですが、私は「いつものことか」と思って戻ることはしないようにしています。
確認強迫の方は似たような経験しているのではありませんか?
何度も見てもわからなくなる。
さっき見たばかりなのに、すぐに「大丈夫だったかなぁ」と確認してしまう。
また記憶をたどって大丈夫だという安心を探してしまう。
こうなると強迫が悪化します。
記憶をたどって安心しようとすることも強迫行為です。
いくら記憶をたどっても自信がなく不安になります。
何度も目の前のカギやガス、コンセントを見てもスッキリしないものです。
むしろやればやるほど記憶に自信がなくなり不安が増加します。
時々「記憶力が低下したのでは?」と不安になる方もいますが、そういうことではありません。
いくら記憶しても安心できない病気なんです。
ですから確認強迫の方は記憶に頼ってはいけません。
不安でも「一度も」確認せずに、次の行動に移ることが必要です。
思い切ってやってみましょう。