2015.07.05 | 強迫性障害全般
強迫行為がやめられない人は順番を変えてみよう
こんにちは。鈴木です。
強迫行為をやめようとと思ってもなかなかハードルが高い。
そんな人のためにマイルド(人によってはきついかも)な練習方法があります。
いつもと違った行動をすることです。
順番を変えるだけで強迫克服に役立つ
強迫の人は普段と違う行動が苦手なことがあります。
体を洗っている時に別の順番で洗うことできます?
外出する前にコンセントや窓のカギなど同じ順番で確認していませんか?
同じじゃないと「ちゃんとできていたか」が不安になるんです。
誰かに話しかけられると順番が狂る・ちゃんとやれていない感じがするので、やり直すことも。
だからいつもと違った順番で行動すると「完璧じゃない状態」が作り出せて、良い練習になります。
手や体を洗う順番を変える
掃除の順番を変える
確認・点検の順番を変える
この他にもいろいろあるでしょう。
自分がやっている強迫行為を思い浮かべてください。
違う順番でできそうなものがあればやってみましょう。
不安になりませんか?
もちろんここで「すっきりしないからいつもと同じ順番でやり直し!」ではダメです。
そのまま不安をやりすごしましょう。
あと一回だけでなく、何回もやらないとあまり意味がないのでご注意を。
不安に強くなる練習にもなります
いつもと違うことをするって強迫の人以外でもストレスに感じるものです。
不安に弱い人は変化にも弱いと言われています。
逆に不安に強い人は変化に強く、むしろワクワクするといわれています
このためいつもと違った行動をするのは不安への耐性をつけるトレーニングにもなるのです。
強迫行為に限らず、いつもと違うパターンの生活をたまにはしていきましょう。
ストレスに強くなりかもしれません。