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強迫性障害全般

知らないとまずい!強迫を改善するための成功体験とは?

2017/01/29

こんにちは。鈴木です。

 

強迫に挑戦していって「成功体験」を得るのはとても大事なこと。

成功体験なしで挑戦を続けるって難しいですよね。

 

しかし、「成功体験」については強迫の多くの人が誤解をしています。

よくあるのが

「強迫行為をしなくても、何も不安なことは起こらなかった」

を成功体験としてしまうこと。

それだとなかなか強迫は克服できません。

 

この記事では、強迫を克服する上での成功体験とは何?について解説していきます。

知っていないと、強迫を克服できないでいることが多くなります。

参考にしてください。

 

 不安なことが何も起こらないなんて保証できないことを受け入れよう

 

なぜ「強迫行為をしなくても何も不安なことが起こらなかった」ではダメなのでしょうか?

理由の一つは不安なことが起こらないなんて保証できるものではないからです。

 

「手洗いをしなかったらノロウィルスに感染してしまうのでは」と考えている人が手洗いをしないでいた。

その時、手洗いが関係ないところで運悪く感染したとしても、「あの時手を洗わなかったらからだ」と思うでしょう。

 

「行動のやり直しをしなかったら悪いことが起こってしまうのでは」と不安な人が、行動をやり直さないでいた。

悪いことは普通に生活しても何かかしら起こるものです。

しかし「あの時やり直しをしなかったから悪いことが起こったのだ」と考えるでしょう。

 

つまり、強迫行為の影響かどうかの真偽は別として実際に不安なことは起こってしまうことはあるんですよ。

また実際に不安なことが何も起こらなかったとしても「今度は起きるかもしれない」と思うだけ。

 

挑戦をしていくうちに「まぁ、そんな不安なことなんて起こらないだろうな」と考えることはありますが。

しかし、どちらにしろ100%起こらないなんて保証することはできません。

保証できないのに「万が一」を考え、100%の安心を求めて強迫行為をするのが強迫性障害。

「何も起こらない、が頭でわかる」なんてできるわけもなく。

強迫的に安心感を永遠に求めることになります。

 

似たようなことで「強迫観念はウソだと思おう」って考えているのもダメなことが多いです。

「ウソだから大丈夫」と安心させようとする強迫行為になる可能性もありますし。

 

このようなことから「強迫行為をしなくても何も起こらない」を成功体験としない方がよいのです。

 

 

不安に慣らしていくことが成功体験

 

ではどうすることが成功体験といえるのかというと、

「不安な感覚にさらされ続け、慣れていくこと」でしょう。

 

「ジェットコースターから落ちてしまう」と不安でジェットコースターが乗れない人は、何度もジェットコースターを乗っているとその不安に慣れてくるみたいなもの。

「ジェットコースターから落ちない」なんて100%保証できませんよね。

事故だって起きているし。

それでも何度も乗っていくうちに慣れてくるものなんです。

理屈で「落ちないから大丈夫」と思おうとしなくても。

 

それと同じで、汚いものに触り手を洗わないでいると、汚い感覚に慣れてきます。

ドアのカギを確認しないで不安に慣らしていくと、その時の感覚に慣れてきます。

不吉なコトバを何度も唱えていると、不吉なコトバの感覚に慣れてきます。

 

この感覚を頭ではなく体でわかっていくことが成功体験と言えます。

「慣れていく感覚ってどんな感じか?」は体験しないとわからないものです。

理屈でなんとかしようとしてはいけません。

関連記事

不安な時どう考えたらよいの?強迫性障害の観念との向き合い方

 

「慣れ」は全く怖くない、という意味ではありません。

怖さのピークが以前よりマシになっていくような感じです。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

曝露反応妨害法の基本的な考え方

 

 

 まとめ

 

「強迫行為をしなくても、不安なことは起こらない」と思うことを目指してはいけません。

何も起こらないことなんて、保証できないから。

不安な感覚に慣らしていくことを目指していきましょう。

 

なかなか不安に慣れていくことができないなぁって思ったら一緒にどうすればよいか考えていきましょう。

カウンセリングの申し込みはこちら。

 

 

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2015/03/26    カテゴリー

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