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強迫性障害全般

強迫行為の理由がわかると、どんな挑戦をすればよいかわかります

2017/02/12

こんにちは。鈴木です。

 

よくメールやLINEなんかで

「こういう症状にはどう対処すればいいんですか?」って聞かれます。

私のカウンセリングを受けていてある程度状況がわかっている人ならアドバイスできますが、そうでない人には「人それぞれですねー」とか一般的なアドバイスしかできないです。

 

人によって、何がどのように怖いか?避けているか?が違うと、やり方も違ってくるから。

ここを間違うと、いくら不安に挑戦しているつもりでもよくなりません。

 

今回は、何がどう怖いのか?何を避けているのか?自分で探ってみる方法について説明していきます。

これがわかることで、自分がどんなことに挑戦していけばよいかがわかります。

 

 

強迫行為をやっている理由って何?

 

例えば手洗いを何度もやっていたり、長い時間やっている人がいたとしましょう。

よくある間違いは、手洗い=不潔なものが怖い、と決めつけてしまうこと。

実際は手洗いの理由にもいろいろあります。

その理由によって、克服方法が随分違ってきます。

表面的な症状で、対応方法を決めないようにしましょう。

また「手洗いをしないで我慢をする」ってことをしていても、あんまり良くなりませんのでご注意を。

 

 

強迫行為のメリットを考えてみよう

 

強迫行為をする理由を探す方法があります。

 

手を洗うことで(その他の強迫行為をすることで)、どんなメリットがあるの?と自分に問いかけください。

強迫行為にメリットなんかあるの?って思うかもしれません。

 

よく「不安だから強迫行為をするんだ」と思っている人がいます。

それは違います。

強迫行為をした後にメリットがあるから、強迫行為をするのです。
特に短期的なメリット。

手洗いして不安を避けることができるとか、メリットがなかったらやりませんよ。

もちろん長期的にはデメリットですが。

 

・汚れが取れる、ウィルスに感染しない

・よいタイミングで終わると怖いことが起こらない

・良いタイミングで終わるとスッキリする

 

など、いろいろあるでしょう。

具体的にどんなメリットがあるか具体的に考えいくとよいです。

 

強迫の方でよくあるのは「嫌なことから逃げることができる」「すっきり感がある」というメリットです。

強迫行為をやっている理由を考えてみましょう。

 

 

自分が避けている感覚を引き起こそう

 

強迫の克服方法はメリットによってやることは違ってきます。

克服法の一つは、メリットを帳消しにするような逆のことをやっていくと良いのです(人によっては、別の方法がよいこともあります)。

 

不安を回避しているメリットがあるなら、不安を強くさせるために不安に直面する。

すっきり感があるメリットがあるなら、モヤモヤを強くさせるようなことをする。

 

すっきりしたタイミングで終えたいために、手洗いを何度もしている人が「手洗いをしない」ってやっても意味ないことがあります。

単に苦手なことから逃げてるだけとか。

 

おさらい。

治療方法は以下の二つをすることです。

・あえて怖いこと、避けていることをやる(曝露)

・強迫行為はしない(反応妨害)

 

強迫行為がどんなメリットがあるか?を考えて、そのメリットを帳消しするような逆のことをすると、どう治療してよいかがわかってきます。

 

汚れが取れる、ウィルス感染しない、ってメリットがあるなら、汚れをつける、ウィルス感染しそうなことをして手を洗わない

 

不吉なことが起こるのを避けているメリットがあるなら、不吉なことを思い浮かべながら手洗いして、不吉なタイミングで終わる

 

すっきり感があるメリットがあるなら、一番モヤモヤするようなタイミングでやめる

 

などなど。

同じ手を洗うという症状でも、対応方法は違いますよね。

上記の例の通りやればよいというわけではありません。

自分が一番怖い・避けたいと思っている感覚を引き起こすことが大事です。

例えば、不潔恐怖だったとしても、自分が汚れることが嫌な人もいるし、他人を汚して危害を加えることが嫌な人もいます。

自分が汚れるのが嫌なのであれば、自分を汚していく、他人に危害を加えるのが嫌であれば他人を汚していく。

他人に危害を加えるのが不安な人でも、子どもが汚れるのは嫌だけど、旦那が汚れることがOKな人は結構います。

むしろ、夫が汚いと感じている人も。

そんな人は子どもを汚していくようなことをする、夫に触っていくとか。

「自分にとって」どんな感覚が嫌で、それを避けるために何をやっているのか?を考え、克服するための練習をしていきましょう。

 

やっぱり自分ではよくわからないって人は、カウンセリングでご相談くださいね。

カウンセリングの申し込みはこちら。

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2015/04/01    カテゴリー

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