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強迫性障害全般

強迫性障害になって仕事をやめるかどうか迷ったら

2017/05/14

こんにちは。鈴木です。

 

強迫性障害になって仕事をどうしようかと考えた時、こんな疑問はありませんか?

退職するか?

仕事を続けながら治療するのか、休職するのか?

休職する時はどのようにしたらよいのか?

 

この記事では、強迫性障害の人が仕事に対してどう考えていったらよいかを説明します。

仕事について、悩んでいる人は参考にしてください。

 

 

 まずは仕事を続けて治療できないかを考えましょう

 

まずは仕事を続けながら強迫性障害を改善していけないかを検討してみましょう。

強迫性障害は、休んだからといって改善する病気ではありません。

むしろ、時間ができることによって悪化し、どんどん引きこもりのようになってく人もいます。

「強迫性障害をすっきり治して職場復帰しよう!」と思っても、職場での確認行為がある場合などは不安に直面せずに治すことはできないので「完全に治してから復帰」は現実的ではありません。

職場はそれを求めますけどね。

 

このため、薬物療法や認知行動療法などで治療しながら、やっていくことを考えてみてください。

不安に挑戦しながら、改善していっている人もたくさんいます。

治療といっても、

・催眠や話を聞くだけ、原因を幼少時に求めるようなカウンセリング

・サプリメントや漢方

・栄養療法

・○○式のような独自の治療法

は治療として科学的根拠がないのでおススメしません。

いくらセロトニン増やす活動みたいなことしても強迫はよくならないのでご注意ください。

 

それと治療を自力でやろうとしても、ほとんどの人が失敗します。

確認強迫なら

「ミスをしたらいけない仕事だから、確認を減らすなんてできない」

「万が一のことがあったら取り返しがつかない」

「実際ミスしたことあったし、これは必要な確認なんだ」

と、確認の正当性を考え「○○回くらいの確認で収めよう」「大丈夫だと思おう」など強迫行為をしてしまいます。

そうするとやり方がマズいので改善しない

→仕事が遅くなり怒られる

→確認が増える

→仕事がさらに遅くなり怒られる

の悪循環となります。

そのような感じで治そうと思っても悪化するだけでしょう。

きちんと専門家のもとで治療していくのをおススメします。

 

関連記事

強迫性障害の認知行動療法は専門家に相談しながらやった方がよい3つの理由

 

部署異動や業務の変更などが可能なら交渉してみるのも手でしょう。

どのような業務がよいかはその人の強迫や程度によっても異なります。

専門家と話し合いながらやっていきましょう。

職場と話し合い病気への理解をしてもらうこと、医療機関との連携は必須となると思います。

その場合もきちんと治療していかないと職場側から「やる気がないだけじゃないか」と思われて、風当りが強くなることがありますのでご注意ください。

 

 

 休職中の過ごし方

 

どうしても仕事が続けられなくて休職した場合の過ごし方について説明します。

うつ病などと違い、体を休めても強迫は改善しません。

職場での確認や手洗いが多い人は、少し楽になるかもしれませんが。

しかし、それは治っているわけではないので注意してください。

単に嫌な状況を回避できているだけです。

「仕事やめれば強迫は治る」と思っていた人でも、仕事以外のところに広がってくることが多いです。

きちんと治療をしていきましょう。

 

関連記事

環境を変えたら強迫は治るの?って疑問に答えます

 

また、休職中の過ごし方は暇になりすぎないことが大切です。

暇は強迫のエサ。

ありきたりですが、規則正しい生活、適度な運動や活動をしながら、考え込む時間を少なくしていきましょう。

でも、規則正しい生活ってすごく難易度高いんですよ。

「やる気がないから動けない」と考えて、動かなくなり考える時間が増え、気分が落ち込みます。

だから「だるくてもできるとこまでやる」っていう生活態度をつくっていくことが大事です。

ちなみにこれはうつ病の場合も同じですよ。

こちらの2つの記事を参考にしてください。

 

暇は強迫のエサになる だけど何をやればよいかわからないって人に6つポイントを教えます

 

強迫性障害がひどくてうつ病かもって思った時の対処法

 

 

 復職する時に準備しておくこと

 

ある程度強迫が改善してきたら復職です。

この時点で完全に治っているまでは言い切れない人もいるでしょう。

先述のように、確認強迫の場合「すっきり治ってから復職」は現実的ではありません。

仕事場面はどうしても強迫のきっかけにはなるからです。

職場復帰したときに確認せずに不安と付き合うなど、認知行動療法的な対応が必要となります。

復職前から別の不安場面で練習するなどしておきましょう。

 

復職時はついつい軽減勤務になりがち。

しかし暇になりすぎない程度の業務量をこなしていくことがおすすめです。

業務内容や量は職場と話し合いながらやる必要性があります。

これも医療機関や強迫の専門家とのアドバイスを受けながらやっていった方がよいでしょう。

 

 

 退職した方がよいのはどんな時か?

 

業務内容や症状の程度によっては、どうしても退職せざるを得ないこともあるでしょう。

また職場でのパワハラや長時間労働があって、フツーにブラックな感じで悩んでいるなら退職を考えましょう。

退職するかどうか迷ったら、

「強迫症状がなかったらこの職場にいたいのか?」と問いかけてみてください。

「強迫がなくても退職する!」っていうなら退職を視野に、

「強迫がなければ残りたい!」っていうなら、今回の記事の流れで対策していってはいかがでしょうか。

 

仕事するためにも強迫性障害を治したいって方はカウンセリングで相談してくださいね。

カウンセリングの申し込みはこちら。

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2016/07/24    カテゴリー

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