blogブログ

ストレスへの対処法 強迫観念の不安を力に変える方法とは

こんにちは。鈴木です。

 

強迫性障害でもなんでもそうですが、ストレスをどう扱うかは重要です。

 

ドキドキしたり汗が出てきたりすると「ストレスだ」と思うでしょう。

多くの人はストレスをなくそうとします。

 

しかし、心理学の研究ではストレスをなくそうとすることはうまくいきません。

もっと別の方法が良い結果を出しています。

 

今回は不安を中心にしたストレスへの考え方をご紹介します。

ストレスと強迫はセットのようなもの。

強迫性障害に挑戦する時の対応の参考になるので身につけておくと役に立ちます。

 

 

強迫性障害で妊娠・出産したい場合はどうしたらよいか

こんにちは。鈴木です。

 

強迫性障害の女性で妊娠・出産を希望する時って悩みませんか?

「このまま出産して大丈夫なんだろうか」

「薬飲んでるけどどうすればいいの?」

「子ども産んだら強迫って良くなるのかなぁ」などなど。

 

患者さんの話を聞くとお医者によって意見が異なるようです。

どうしていいか迷いますよね。

 

今回は、妊娠・出産を希望する場合、どのようにしていったらよいか?について私なりの意見を書きます。

出産を希望している強迫の女性の方は参考にしてください。

頭の中の強迫行為をやめる方法 うつにも使えますよ

こんにちは。鈴木です。

 

強迫性障害の人は頭の中で安心するためにやっていることあるものです。

・「鍵をさっきしめた」「汚いところにさっていないか」と記憶をたどる

・「5を数えるのをすっきりするまでやろう」とすっきりさせようとする

・悪いことが思い浮かんだから良い言葉を思い浮かべる

・「自分のやっていることが本当に正しいことか」と考え続ける

 

これをやってしまう人が多いのですが、一時的に安心しても悪化します。

メンタルチェッキングなど強迫行為の一種です。

メンタルチェッキング中心の症状についてはこちら記事を参考に。

頭の中の確認で動けない 強迫性緩慢について

 

手洗いをやめるとか、確認をしないとか、目に見える強迫行為はジャマするのはわかりやすいですよね。

この場合は頭の中では最悪のストーリーを考えているとジャマもできます。

 

しかし、頭の中の強迫行為中心の人はどのように邪魔していけばよいのかわかりにくいもの。

考えないようにしよう、って思っても考えてしまいますし。

そんな時は行動していくと良いのですが、行動しながら頭の中で強迫行為をしている人も多いです。

 

今回は頭の中の強迫行為を邪魔する方法をご紹介します。

最近認知行動療法でうつや不安に使われている方法です。

 

こんな人におすすめ。

・頭の中の強迫行為が中心の人

・すっきり感を求めるタイプの人

・考え込みが多くて気分が落ち込み気味の人

 

強迫以外にもメンタルヘルスを保つ方法としても使われているので身につけておくと便利です。

考え込みんで落ち込むことが多い人は練習してくださいね。

 

強迫の不安で他のことに集中できない時の対処法

ルーティンの生活になっている人は気を付けましょう。こんにちは。鈴木です。

 

強迫観念が起こっても、強迫行為をせずに日常生活を送ることは大切です。

不安やモヤモヤがあっても、他のことをしていくといいんです。

そこでよくある質問。

 

強迫行為をしないで他のことをやろうとしても不安で集中できません。どうしたらよいですか?

 

そりゃそうですよ。

集中なんてできるわけないです。

 

ではどうすればいいのか。

今回はこの疑問の答えを書きました。

 

 

他に集中しようとしていることが逆効果になっている

 

基本的に不安が強い時って、怖い考えや不快な体の感覚に注意が向いています。

「鍵をしめたかなぁ」「ちゃんと洗えたかなぁ」「ドキドキ」「ゾワゾワ」とか。

 

この考えや感覚に注意が向くとさらに不安が強くなる性質があります。

 

動いている時でも「ちゃんと確認できていないのでは」と浮かんできます。

「考えないようにしよう」としてもムダ。

「〇〇を考えないようにしよう」って思ってる時点で「〇〇」を考えてるから。

むしろもっと〇〇を考えることになります。

だから「強迫観念を消すにはどうしたらいいだろう」「強迫観念を消す方法ってどうするんだろう」って、考えている人は、どんどん強迫にとらわれるのです。

 

「強迫を忘れるために他のことに集中しよう」って考えている時点で強迫について考えています。

だから集中しようとしたって出来ないのです。

 

 

 じゃぁ、どうすればいいの?

 

集中しないまま行動を続けましょう。

よくよく考えてみれば「やるべきことに集中できないから不安なことに集中する」っておかしな話です。

今やることに集中できなくてもそのまま行動して下さい。

少なくともじっとして不安に集中するよりはマシです。

強迫の不安にこれまで100%近く注意が集中していたのを、行動することでちょっと注意の割合が行動にうつります。

 

強迫の人は100%のことをしようと思いがち。

不安がゼロでなければいけない、100%集中して行動しよう、とか。

 

とっても強迫が喜ぶことの一つです。

そういうのは強迫のエサになります。

強迫をかまっていることになるので。

 

一つのことに集中していないってことは、いろんなところに目が向けられるってこと。

とっても柔軟な思考法といえます。

だから一つのことに集中せず、解決しない不安はそのままにして中途半端にいろんなことをやっていく練習をしましょう。

 

そうすると強迫観念があっても自由に動けるようになります。

 

それでも、強迫の影響力が大きすぎて集中しないまま動くのが難しい人もいますよね。

そんなひとにおすすめなのが変化をつけた生活にすること。

毎日同じような生活をしていると考え込みが起こりやすいので強迫にエサになりやすいのです。

自動的に動いているので、注意が不安にいきがちになります。

ルーティンの生活になっている人は気を付けましょう。

 

一方でいつもと違った行動パターンをすると、新しいことに注意が向きやすいため強迫の影響力を少し減らすことができます。

 

例:

・いつもと違った道を歩く

・いつもと違ったものを食べる

・いつもと違った人に会う

・いつもと違った音楽を聴く

・右でもっていたものは左に持ち帰る

 

これ自体が不安への挑戦になる人もいるかもしれませんけど。

 

 

 まとめ

 

強迫の不安で他のことをやろうとしても集中できないと思ったら、集中しないで行動を続けることといいです。

またいつもと違った行動パターンをすることで、強迫観念の影響力を減らしやすくなります。

地道にやり続けることが大事ですよ。

 

なんだかんだいっても、一人で治療していくのは大変です。

アドバイスをもらいながら治療をしていきたい人は、カウンセリングにどうぞー。

 

対応地域

  • 北海道
  • 青森
  • 岩手
  • 宮城
  • 秋田
  • 山形
  • 福島
  • 東京
  • 神奈川
  • 埼玉
  • 千葉
  • 茨城
  • 栃木
  • 群馬
  • 山梨
  • 新潟
  • 長野
  • 富山
  • 石川
  • 福井
  • 愛知
  • 岐阜
  • 静岡
  • 三重
  • 大阪
  • 兵庫
  • 京都
  • 滋賀
  • 奈良
  • 和歌山
  • 鳥取
  • 島根
  • 岡山
  • 広島
  • 山口
  • 徳島
  • 香川
  • 愛媛
  • 高知
  • 福岡
  • 佐賀
  • 長崎
  • 熊本
  • 大分
  • 宮崎
  • 鹿児島
  • 沖縄

海外

スカイプのみ対応

© KOMAYAMA COUNSELING OFFICE. All rights reserved.

Top