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強迫性障害の家族の対応についてー3つのポイント

こんにちは。鈴木です。

 

強迫性障害って家族の対応は大事です。

対応によって、よくなる方にも、悪い方にもいきます。

様々な本にも書いてあることですが、今回は家族の対応について3つのポイントを書いてみました。

 

 

①巻き込みには絶対に応じない!

まず大事なのはキレイにしたり、確認して安心させるようなことに応じないこと。

「大丈夫だよ」「何にも起こらないよ」「キレイになっているよ」と言ってしまう。

これは強迫症状を悪化させてしまいます。

 

「強迫性障害を理解する」というのは決して確認に応じることではありません。

家族を巻き込んだ悪い循環に陥っていることを理解して、良い循環になる手伝いをしていきましょう。

 

本人と対応を話し合った上で「確認のことは話せないよ。ごめんね」とか「もう不安なことは起こっているよ」といった怖さを大きくさせることを言いましょう。

 

これってよく言われていることですが、うまくいっていないことも多いようです。

その理由は徹底的にやっていないから。

「ちょっとくらいは、安心させてもいいだろう」「あんまりしつこいし・・・」って考えて数回に一度は確認や要望に応じるとかするとうまくいきません。

もっとひどくなります。

よく「泣いて懇願してくるんです。気が狂ったらどうしようって思って・・・」というご家族の声をききます。

泣いてもなんでも絶対に巻き込みに応じてはいけません。

絶対におかしくなることもありませんので、最後まで強迫行為に応じず我慢しましょう。

 

ご家族も「どんなことがあっても巻き込みに応じない」という覚悟が必要です。

 

 

 

②良くなっているところを見る

どうしても「できていないところ」ばかりに目がいきがち。

せっかく本人ががんばっているのに「ここはできていない」とか。

それだとやる気がおきてこないことも多いでしょう。

出来ているところに目を向けていくと、コミュニケーションが前向きなものに変わってくるもの。

前向きなコミュニケーションは頑張ろうとする気を起こさせるものです。

 

③「誰でもそういうことあるよ」と軽くみてはいけない

手洗いとか鍵の確認とか、一般の人でも気になるものだから「強迫は病気でなくて、誰でもあることだから単なる甘え」としてしまう人も多いです。

確認や手洗いをやめたくても止められないが強迫です。

家族の感覚で考えてはいけません。

強迫性障害という病気であることを認識すること、治療が必要で家族の感覚でアドバイスをしないようにしましょう。

強迫性障害についての本を読んだり、専門家に話を聞きにいってもよいかもしれません。

 

まずはこの3つポイントをおさえておきましょう。
症状は一進一退を繰り返しますから長い目で治療を見守っていくとよいですよ。

 

 

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